ゲスト参加のガンネルズからの2名と、昨日ふらりと現れたさすらいカヤッカーのLisaさんを加えて、参加者は17名16艇。 水は少し濁り気味だけれど、その濁りが川の水を青く染め上げ、逆に何時も以上にヌビナイ川が美しく見える。 |
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初めて下るヌビナイに笑顔満開のLisaさん | 涼しげな滝の下で228君 |
水が多いので、アリー潰しの落ち込みも、カヌーの底を石にぶつけることなく下ることができた。 そこから先で次々に現れる瀬も、何時も以上に波が高く、瀬を過ぎるたびにカヌーの中に入った水を汲み出さなければならない。 |
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気持ちの良い瀬が続く | こんな瀬を越えるとあっと言う間に水舟 |
その素早さに舌を巻いてしまった。 その先の集いのプールは、昨日の増水の影響なのか、小さな流木で埋め尽くされていた。 人里を流れる川ならば、こんなところには絶対にゴミも混ざるものだが、この上流には日高山脈があるだけのヌビナイ川なので、浮いているのは流木だけである。
しかし、後から下ってきたメンバーはそのまま左の分流へと進んでいってしまう。 何とか避けられるだろうと思ってそのまま下っていくが、中央の分流からの流れがその倒木に向かって真っ直ぐに向かっていて、それに押し流されてしまった。 その流木を写真に納めていると、目の前に漕ぎ手のいないOC-1が置かれているのに気が付いた。 あっという間に渓石橋まで下ってきた。 |
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渓石橋が見えてきた | 流れが速くてあっと言う間に通過 |
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もっとゆっくりと写真を撮りたかった |
ところが、I山さんのそのジップロックには、大きな文字で「下着」と書かれていたのである。 瀬を下った先の大きなエディに入って一休みしていると、228君が沈脱して流されてきた。 すると今度は、身軽なmarioさんとI山さんがもっと上まで登って残りのウドを収穫。 そこは更に足場が悪く、下から見ていた全員が「もう止めた方が良い」と呼びかけるのも聞こうとせず、命がけでウドを収穫して下りてきた。
そんな瀬を越えた先で昼の休憩。 休憩した川原から眺める山の木々は、見事な春紅葉に彩られていた。 |
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ヌビナイ川は春紅葉に彩られる |
そしていよいよ一番の難所が近づいてきた。
そこへ229君が沈脱して流れてきたが自力で岸に這い上がる。
ここまでイケイケで下ってきたのが、この沈脱祭りによって、皆突然慎重になった。 そのまま左岸に上陸して、後続メンバーの写真を撮る。 |
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見事な沈シーンだ | 蟻地獄ホールを下るパムさん |
ここまでにかかった時間が3時間。 それに今年は、川の様子も荒れてきている気がした。 最初の沈で腰をぶつけたらしいがんちゃんは、途中からカヤックへ乗り込むのが辛そうになってきていた。 そうして4時間40分かかってキャンプ場に戻ってきた。 2015年5月6日 晴れ |
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皆の表情には疲労の色が | 疲れ切ってキャンプ場に到着 |
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