歴舟川ミニ例会の二日目は、当初予定ではヌビナイ川を下ることになっていた。 この区間を下る時は、ゴール地点を大樹橋にするのが普通なのだが、そこでは今日、イベントが開催されるみたいだった。 上陸地点に車を回してから、14名13艇で川に漕ぎ出す 直ぐに最初の土壁が迫ってきた。 スタート前のミーティングで、N島さんから「今日は川幅が広がっているのでロープレスキューは無理です。流されたらボートレスキューしかできません。」と注意されていたが、いきなりN島さんが見本を見せてくれる。 後ろを振り向くと、がんちゃんと228君も同じところで沈して流されてきていた。 私達はそれぞれの様子を眺めながらカヌーを漕いでいたが、流れが速いのでその場に留まっていることしかできない。 最後に流れてきた228君は、残りのメンバーと一緒に左岸に誘導して、そのまま川原に上がることができた。 岸に上がれてホッとしている228君に向かって、満面の笑みを浮かべたO川さんが声をかけた。 再び全員が合流できたところで一旦休憩する。 |
一旦上陸して体制を立て直す |
「この先は、ひたすらチキンルートを下りましょう」 濁った水の中で瀬を避けながら下っていく。 たまに少しだけ瀬の中に入ってみたい気もするが、もしも沈して流されでもしたら、大型のカナディアンでは誰からも助けてはもらえないのだ。 |
濁った水と青い空 |
根が洗われた川岸の樹木 | 濁った川を眺めながら昼の休憩 |
そうしてまた、ひたすらチキンルートばかりを攻めながら、街の近くまで下ってきた。 そう思ってカヌーまで戻ろうとすると、既にO川さんが自分のカヤックを担いでポーテージしてくるところだった。 もしもここで沈したら、そのまま一気に流されて、大樹橋上流の瀬でもみくちゃにされ、その後イベント会場の前を通過し、最後は消防のヘリで有無を言わせず吊り上げられることになるのだ。 順番で一人ずつ慎重にチキンルートを下っていく。 歴舟川を横断して泳ぐ鯉のぼりを真似して、皆で横一列に並んで記念撮影。 2015年5月5日 晴れ |
元気に泳ぐ鯉のぼり達? |
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