9月例会2日目は、初日に予定していたヌビナイ川を下る。 ところが、スタート地点までやって来ると、そこでは何時もと同じくエメラルドグリーンに染まった美しいヌビナイ川が私達を出迎えてくれた。 この日の参加者は26名24艇と、昨日以上の大所帯である。 |
スタート地点の河原は大賑わいだ | 学生組が先にスタート |
先に学生グループが下っていった後、簡単なミーティングを済ませて、私達もスタートする。 その先で突然川の水が濁ってしまった。 |
アリー潰しの落ち込み直前 | 水は多いけれど、やっぱり石だらけ |
正面衝突の瀬、岩盤の左カーブなど、私が勝手に名付けた瀬を下りながら、集いのプールまでやって来た。 集いのプールも、何時もならば殆ど流れが無いのに、今日は水面に漂っているだけでどんどん流されていく。 次の岩乗りの瀬が最初のちょっとした難所になる。 |
激突の瀬を下るガンちゃん | これが何処の瀬かは不明 |
岩乗りの瀬下流のプール |
その先に大きな波の立つ瀬があり、たっぷりと水を汲んでしまう。 やけくその瀬は、右岸側に真っ直ぐに下れる流れができていたので、特に事件は起きず。 渓石橋の下で突然G藤さんが現れたのでビックリした。 |
渓石橋の渓谷も美しいところだ |
G藤さんが加わり、総勢27名となって次のローラー滑り台の瀬を下る。 休憩した河原は真っ白な大きな玉石が積み重なり、その前を流れる川はエメラルドグリーンに染まり、黒々とした岩肌の上には緑の木々が茂っている。 休憩後も次々に瀬が現れ、その度にカヌーの水抜きをしなければならない。 |
休憩した河原も素晴らしい風景だった |
瀬を下っていくと、その先で噴水の様に水が吹上っているのが見えてきた。 最後に下ってきたIW田さんは、この噴水岩につかまって沈脱。 実は私は、これが惨劇の瀬だと思ったのだが、本物の惨劇の瀬はこの先で待ち構えていたのである。 Y谷さんのカヤックが流されたので、それを追いかけて何名かがその先の蟻地獄ホールまで下っていってしまった。 ここでは大きなカナディアンはホールに巻かれることも無いと分かっているので、敢えて一番大きな波の立っている場所めがけて突っ込んでいく。 蟻地獄ホールの岩の上では、I上さんとイケイケS藤さんが後続メンバーに下るルートを指示していた。 |
あっと言う間に水舟になった | 左岸寄りはチキンルート |
これで最大の難所が終わったのだけれど、まだまだ気を抜けないのがヌビナイ川である。 そこへN島さんが流されてきたのでレスキューロープの準備をするが、その前に誰かの投げたロープにN島さんは既につかまっていた。 二人が流されてくるがロープは1本しかない。 こんな沈脱祭りが終わる頃、上空にはようやく青空が広がってきた。 2014年9月14日 曇りのち晴れ |
ゴール間近になってようやく青空が広がってきた |
三つの川の合流部 | キャンプ場前の河原に到着 |
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