ゴールデンウィークが始まる一週前の週末。 この、シーズン始めの千歳川例会は毎回参加者が多いのだけれど、今年もこの陽気に誘われ27名23艇での賑やかな川下りとなった。 新会長の何とも心許ない挨拶で、今年もカヌーシーズンが幕を開けた。 参加者が多いと、全員が川の上に出てくるまで時間がかかる。 |
ようやく全員が川に出てきた | 賑やかな川の上 |
最初のカーブを曲がったところで、ゲスト参加のビンバさんが挨拶代わりの枝沈。 去年4月の千歳川例会で、初参加のM上君が数え切れないくらいに沈しても、懲りた様子もなく最後まで楽しそうに下っていたことは、まだ記憶に新しい。 最初の大きな溜まりで、ようやく全部のカヌーが集まることができた。 |
大きな溜まりに皆が集まる |
正しいファミリーカヌー? | 川岸には雪も残る |
川の水は夏よりも澄んでいるように感じる。 kenjiさんのところのコロちゃんは、立派なカヌー犬になっていた。 皆から遅れてマナブに入っていくと、ゲスト参加で今回が初めての川下りという女性がカヤックの水抜きをしていた。 魚道では今日も沢山のカモメが群れていた。 途中の川岸では完全に白骨化しているエゾシカの残骸を発見。 このまま街の中へと流れ込む千歳川だけれど、素のままの自然が色濃く残っていることを実感させられる。 |
のんびりと下る | 透明な川 |
カヌーの中に身を隠すコロちゃん | 川岸にはシカの骨が |
内別川の流れ込み部で休憩となる。 新会長がヘルメットでその稚魚を生け捕ろうとしているが、こんなところで新会長に捕まえられるようでは、これから始まる長い旅で生き抜ける訳がない。 蛇籠では皆の写真を撮影するため、右岸への上陸を試みる。 昔は蛇籠の落ち込みと呼んでいたけれど、最近は落ち込みという程の落差も無くなり、大型のカナディアンは煽られることもなく瀬を下っていく。 カヌー犬コロちゃんは、流れの穏やかなところでは舳先に立っているのに、瀬が近付くとカヌーの中に逃げ込むのが面白い。 |
サケの稚魚が群れている |
この後は、ゴール地点のスポーツセンターまでプカプカと流されていくだけである。 何とも穏やかな今シーズンのカヌー初めとなった。 2014年4月20日 晴れ |
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