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十勝川

(ラフトコース)

カヌークラブ8月例会の初日は十勝川のラフトコースを下る。
スタート地点までやってきて、その水の少なさにがっかりしてしまう。
3年前にここを下った時は、スタート地点の水の多さにビビったものだが、今回は全くその逆だった。

集合写真ここのすぐ上流には岩松ダムと十勝ダムの二つのダムがあり、川の水位はダムの放流量次第となってしまう。
ゴール地点まで車を回しに行ったところ、そこの水量はまずまずだったので、途中の岩松発電所からの放流水が合流するところまで下れば、何とかなりそうだ。

今回はかみさんが来れなかったので、久しぶりのソロでの川下りである。
水が少ないおかげで、スタート地点の流れはとても穏やかで、そこで少しウォーミングアップできたのは幸いだった。
集合写真を撮ってから下り始める。

細い水路を下っていく細い水路状の流れを1列になって下っていく。
ラフトが下りやすいように、ラフト業者の方で邪魔な石などを取り除いて、こんな水路を作ってくれているのだろう。

以前、アリーに乗っていた時に張り付いた岩を川岸に見つけた。
ここを下る度にその岩を見て、その時のことを思い出してしまう。

その先で岩松発電所の放流水が入ってきて、急に川の水量が増えてくる。
いよいよここからが本番である。

川面には川霧が立ち、幻想的な風景である。
そんな風景の中をゆったりと下っていくと、中州を挟んで流れが二つに分かれていた。
二股の瀬合流部二股の瀬である。
ここはN島さんの指示で左岸のコースを下る。
右岸コースは先の方まで見通せるので、何も言われなければ右岸側を下ってしまいそうなところだ。
しかし、最後の部分で岩がちょっと邪魔になるので、ここはやっぱり左岸のルートが正解だろう。

このラフトコースは全長2.5キロと短いので、ただ下るだけならあっという間に終わってしまう。
そこで、良い波が立っている場所ではサーフィンを楽しんだりと、遊びながら下ることとなる。
その仲間に入ろうとしても、流れが速くてサーフィンポイントまでなかなか漕ぎ上がれない。
フェリーグライドで対岸に渡ろうとしても、下流に押し流される。
岩の後ろのエディに入ろうとしても、また下流に押し流される。
パドリングが未熟ということもあるけれど、ソロで漕いでいるとどうしても流れの強さに負けてしまうのである。


川霧の立つ風景が幻想的である

ソロで漕ぐ   エディで一休み
ソロで漕ぐのは辛い   エディで休んでいることの方が多かったかも

パラパラと雨が落ちてきた。
遠くでは雷の音も聞こえてくる。
この後、雨は強まったり弱まったりを繰り返しながらも、下っている間、ずーっと降り続けていた。
この川は遊ぶための川なので、ドライスーツを着ていれば、雨も大して気にならない。

スラロームの瀬岩が点在するスラロームの瀬では、岩の後ろのエディに入る練習をするが、どうしても一発でスパッと入ることができない。
下流に押し流されてから、必死に漕ぎ上がって、やっと岩の後ろに入れるような有様である。

そんなことを繰り返していると、自分の腕力のなさを痛感してしまう。
タンデムで漕いでいると、そんなことは感じないのに、ソロだと明らかに力不足なのだ。
カヌーはでかいし、流れは速いし、そこに腕力が無ければ、流れの中で自由自在にカヌーを操ることなどできるわけがない。
上手な人からは「カヌーは力で漕ぐものではない」とか「腕だけで漕ぐからダメなんだ」とか言われそうだが、やっぱり最低限の力は必要だと思うのだ。

今回はM上君が例会2回目の参加となる。
4月の千歳川例会では、生まれて初めて乗るカヤックで川を下らされ、数えきれないくらいの沈脱を繰り返したM上君。
今回はOC-1での参戦である。
シュートの瀬を下るM上君事前に少し練習したらしいけれど、このラフトコースを全く危なげなく下っている。
千歳川の時とは全くの別人に変わっていた。

シュートの瀬では大きな波が立っていた。
スタート前にN島さんが「良いサーフィンポイントがある」と言っていたが、どうやらここのことらしい。
直ぐに波から抜け出して、岸にカヌーをつける。
チャレンジしてみたけれど、どうしても波の中に留まっていられない。
何回か繰り返せば上手くいきそうだったが、そこまで漕ぎ上がる力はもう残っていなかった。

雨に加えて川霧も次第に濃くなってきた。
幻想的な風景が目の前に広がるけれど、そんな風景を楽しんでいる余裕はあまりない。
最後は古堰の瀬。
N島さんからは、ここの右岸か左岸のどちらかが危ないと言われていた。
何処がどう危ないのか良くわからなかったけれど、とりあえずは真ん中を通過した。
この後はゴール地点まで何もなく、プカプカと流されていく。


古堰の瀬   川下り風景
古堰の瀬は左岸寄りが危険?   腹を見せているのは誰のカヌー?

ゴールの川原最初の予定では昼食を食べてからもう1本下ることになっていたが、途中で遊び過ぎたこともあり、おじさん達にそんな余力は残っていなかった。
ゴール地点で、OC-1を乗り比べたり、ロールの練習をしたりしながら、しばし時間を過ごす。
M上君が、I山さんとY須賀さんからロールのレクチャーを受ける。
結局、一度も沈しないでラフトコースを漕ぎきったM上君は、ここでも1日でロールを覚えてしまいそうな勢いだ。
未だにロールができないO橋会長から、「そんな真似をしたらクラブを除名だ!」と脅され、もう少しで上がれそうなのに敢えて沈脱したのは、まだ若いのに処世術を心得ていると感心させられた。

雨もようやく上がり、この後の楽しみは温泉と生ビールである。
皆、サッサと片づけを済ませて、くったり温泉レイクインへと向かうのであった。

2013年8月24日 曇り時々雨

十勝川ラフトコースの動画


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