3連休は川から離れて、何処かで静かなキャンプを楽しもうと考えていたのに、天気がパッとしないようなのでキャンプは中止。 夜中に降っていた激しい雨も上がって天気は快晴。 |
水は濁っているけれど景色は申し分無し! |
そんな風景に見惚れながら下っていると、いつの間にかカヤックの一団との距離が開いてしまっていた。慌てて力を込めてパドリングするけれど、その差は全然縮まらない。 次第に波が大きくなってくる中をびくびくしながら下っていくと、前を下っていた7艇のカヤックが一斉に左岸よりに向きを変えた。 |
ビクビクしながら慎重に下る | 景色は最高なんだけど・・・ |
更に波は大きくなり、とうとう川幅一杯にその波が広がり、何処にも逃げ場がなくなってしまった。 次の瀬に突入。 |
狭い川原に上陸して休憩 |
川から急角度でそそり立つ山は、その一部が削り取られて荒々しい岩肌が剥き出しになっている。ここからがいよいよ鵡川の核心部だ。 山肌全体が崩れ落ち、その下の方に道路のシェルターが心細げに続いている風景が目の前に現れた。 |
崩れ落ちる山と、その下の心許ない道路 |
数年前から通行止めになったままのこの道路、果たしてもう一度通れるようになることはあるのだろうか。 次に現れたのが壊れた堰堤。 |
バックウォッシュが強く、左には鉄板も | ここから楽にエスケープ |
渓谷の風景を楽しみ、瀬を乗り越え、私の中に確かな自信が芽生えだしてきた頃、それは待ち構えていた。 |
横向きになったまま大岩へ | カヌーが後ろ向きになってしまった |
ひっくり返って大岩に激突 | 頭から水をかぶりながら流される |
流れが少し落ち着いたところで、「さて、これからどうしようか」と考える。普通にカヌーに乗った状態でさえ、岸に付けるのが大変なのに、この状態ではどうしようもない。 私は、すごく良い場所から、一部始終を見せてもらいましたよ |
実はこんなチキンルート?がありました |
ちょっといい気になっていたところに、鵡川のカウンターパンチをくらった感じである。 |
淡々と瀬を下り続ける | 景色も開けてゴールは間近 |
いつの間にか景色が開けてきたと思ったら、そこがゴール地点だった。 写真提供 いしやまさん 2009年10月11日 晴れ |
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