カヌークラブの7月例会は忠別川。 |
志比内橋の下をくぐると直ぐに、最初の瀬が現れた。瀬の中では大きな岩がゴロゴロと頭を出していて、嫌らしそうな流れである。 気を取り直して再び川下りスタート。 スタート地点からゴール地点までの距離が8kmで、その間の標高差が85mと急勾配の川で、全区間がほとんど瀬になっているようなものだ。 |
瀬の中の一つで、岸から倒れ掛かっている倒木が流れをほとんど塞いでいるところがあった。それをかわそうと反対岸にカヌーを寄せたが、流芯から外れた拍子にカヌーがくるりと回され後ろ向きになってしまう。 その後も幾つかの瀬を下って、ホッと一息付いて後ろを振り返ると、十勝岳連峰の山が川の向こうに雄大な姿を見せていて、その素晴らしい風景に息を呑んでしまう。 そこで昼食タイムにする。 |
休憩後川下り再開、瀬を下って古ぼけた橋の下をくぐると、前方に巨大な堰堤が現れた。 |
その堰堤から先は川底全体が岩盤になっている。そして川幅も広がっているので水深も浅く、しばらくはライニングダウンしなければならない。 |
相変わらず瀬が続き、前方にちょっと怖そうな場所が現れた。川幅が一気に狭まり大きなウェーブができている。そしてその前方に巨大な岩がドンと張り出してきているのだ。 その先の瀬がまた長かった。休めそうなエディもなく、頭から水をかぶろうが、カヌーの中にどんどん水が入ってこようが、とにかく漕ぎ続けなければならない。 2007/7/15 晴れ |
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