北海道キャンプ場見聞録
屋久島蛇之口滝(2016/05/22)
これでもハイキング |
このモッチョム岳の登山も屋久島でのイベントの一つとして計画していたが、結構ハードな山らしいので安易な気持ちでは登れない。 登山口から目的地の蛇之口滝までのコースタイムは1時間50分。
登山口には、「尾之間歩道入口」と書かれた立派な看板があった。 尾之間歩道は、縦走の時に歩いた永田歩道に匹敵するハードな道らしい。 |
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子間姫龍神大神のご神体 | 立派な入口の看板 |
かなり山の中まで入ってきても、石垣など人々の生活の痕跡が残っていた。 その先から、屋久島の奥深い自然の中へと踏み行っていく。 |
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ジャングルの中のようなビロウの森 |
最初の頃は「これじゃあハイキングコースとは言えないよな」と笑っていたが、その笑いも次第に強張ってきた。 沢を越え、ロープを頼りに岩場を登り、僅かな足場を頼りに崖をよじ登る。
途中で4、5人のツアーと老夫婦の2人連れを追い抜いた。 大きな岩の真ん中からオオタニワタリが生えていた。 そして現れたアコウの大木も、如何にも南国らしい。 |
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何度も沢を越える | 岩に張り付くオオタニワタリ |
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アコウの大樹 |
最初は「こんなところを通れるのか」とビックリしたが、何とか人の歩けるルートだけはあった。 蛇之口滝への分岐までやって来た。 重たい荷物も背負ってないのにコースタイムと同じでは、自分としてはちょっと不本意だった。 |
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スケール感がおかしくなりそうな風景だ |
ガッカリしていたら、かみさんが「この沢も渡るみたいよ」と言ってきた。 ストックは邪魔になるだけなので、そこに置いておくことにする。 そこから岩が積み重なった急登をよじ登り、その先にとうとう蛇之口滝が姿を現した。 滝壺の周りに積み重なる巨大な岩の風景も圧倒的だ。 |
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滝壺に飛び込みたくなりそうだ |
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蛇之口滝から下流の眺めも迫力がある |
そんな風景をしばし楽しんでから下山開始。 滝を見ながら「あのご夫婦はここまで来れないだろうね」と話していたのに、ビックリである。
その先で今度はツアーの団体とすれ違う。 帰りもほぼコースタイムどおりの時間で登山口まで下りてきた。 |
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美しい苔の風景もたっぷりと楽しめる | 蛇が樹木に飲み込まれる! |
登山口9:30 - 蛇之口滝分岐10:55 - 11:15蛇之口滝11:30 - 登山口13:05 |