北海道キャンプ場見聞録
小辺路縦走(2016/04/18)
四日目(観音堂〜熊野本宮大社) |
小辺路縦走最後の朝を迎えた。 お世話になった観音様に挨拶をして、8時前に野営地を出発。 コースタイムは3時間40分、距離にして11キロ。 まずは果無峠に向かって標高差220mの登り。 |
お世話になった観音様にお別れ | 最終日は天気に恵まれた |
この山の中を、はるか遠くから歩いてきたのだ |
果無峠の方は、期待したような展望は全く無く、ちょっとガッカリだった。 疲れを癒してくれるのは古道沿いの観音様だけである。 かみさんが11月生まれなので、十一番観音に丁寧に手を合わせていた。 |
九番の観音石仏と記念撮影 | 一つ一つ表情が違う観音石仏 |
展望の開けた場所から、大きく蛇行する熊野川と本宮町が見えていた。 |
とうとう本宮町の姿が見えた! |
しかし、下れども下れどもその熊野川までたどり着かない。 そして午前11時、八木尾に到着。 熊野川は広大な川原が広がり、その間を申し訳なさそうに水が流れている状態だ。 30分ほど国道を歩いて、道の駅「奥熊野古道ほんぐう」に到着。 |
石の川原ばかりが広がって水の流れが見えない熊野川 |
その先で少し急な坂を登り、三軒茶屋跡で中辺路に合流。 小辺路から中辺路に出るのは、田舎道から突然ハイウェイに出てきた気分である。 ここから熊野本宮までは一度歩いた道で、感動も少ない。 そうして午後1時半、とうとう熊野本宮に到着した。 一般的にはこの後、大斎原まで歩いて小辺路縦走が終わることになるが、それは中辺路の時に済ませているので、本宮大社に参拝した後は真っ直ぐに駐車場を目指す。 そうして我が家のエクストレイルまで戻ったところで、4泊5日、移動距離約65キロ、累積標高登り5870m、下り6650mの小辺路縦走がめでたく終了となったのである。 |
これで私達の小辺路縦走が完結した |
観音堂8:00 - 果無峠8:30 - 三十丁石9:35 - 八木尾11:05 - 11:30道の駅12:05 - 三軒茶屋跡12:35 - 熊野本宮大社13:30 - 我が家の車13:45 (縦走記録グラフ) (全体縦走記録グラフ) |