北海道キャンプ場見聞録
十勝岳連峰縦走3日目(2013/7/15)
上ホロテン場〜上ホロカメットク山〜十勝岳温泉
雲海に向かって下山 |
山上の生活も今日で終わり。 今日は重たいザックを背負ったまま、上ホロカメットク山に登ってみることにした。 富良野盆地は雲海に沈み、昨日までとは全く違う風景が広がっていた。 |
下界はには雲海が広がる | 富良野岳の向こう、雲海に浮かぶ芦別岳 |
そして今日は、3日間の中でも一番の青空が広がっていた。 私達より少し前にテン場を出ていた同じ職場のHさん夫婦に、上富良野岳の分岐で追いついた。 その後、上富良野岳の火口壁の縁に立って、また同じような写真を何枚も撮ってしまう。 |
上富良野岳山頂に立つ | 遠くに霞む東大雪の山並み |
上富良野岳山頂から三段山を見下ろす |
上富良野岳分岐からは、一昨日と同じルートを下っていく。 階段コースは、登りの時よりも下りの方が、私にとっては役立ってくれた。 |
何度見ても三峰山と富良野岳の姿には見惚れる | 下りる時にはありがたく感じる階段 |
遠くから見ると足がすくむような光景だ |
その先に続く雪渓も、登山靴をミニスキー代わりに、滑るように駆け下りる。 ヌッカクシ富良野川でタオルを濡らして、それを首に巻く。 しかし、登る時には山上生活のプロローグとして苦も無く歩けた傾斜の緩やかなこの部分の登山道も、何故か下山時にはとても長く感じてしまった。 登る時には気持ちも盛り上がっているし、爆裂火口などの目の前に見える風景が次第に近づいてくる。 それでも、テン場を出てから2時間40分で駐車場に到着した。 余談だけれど、カヌークラブのN先輩が5年前からこの陵雲閣で働いている。 N先輩に見送られて陵雲閣を出た後、車のサイドミラーに映る十勝岳連峰は何時の間にか山頂付近が雲に覆われてしまっていた。 上富良野町のまん作で、久しぶりにまともな食事をする。 |
振り返ると十勝岳連峰には相変わらず白い雲がかかっていた |