オロフレ山のシラネアオイが素晴らしいと人から教えてもらい、今年は絶対に登ってみようと考えていた。
前の週末の6月5日に当別の神居尻山に登った時、シラネアオイがちょうど見頃を迎えていたので、オロフレ山のシラネアオイも良い時期かもしれない。
ところが次の週末には別の予定が入っていて、グズグズしていたら花の季節が終わってしまいそうなので、無理矢理休みを取って登ることにした。
オロフレ山はオロフレ峠の展望台から1時間半程度で登ることが出来る。しかし、冬期間は展望台への道が閉鎖されていて、今年の開通は6月14日の予定である。
通行止めのゲートから展望台までは約2.5キロ。歩けば30分程の距離なのでわざわざ道路が開通するのを待つこともない。
朝の8時前にゲートに到着。人気の山なので既に何台かは停まっているだろうと予想していたが、我が家が一番乗りだった。
ゲートをくぐって8時に出発。
最近は毎朝5キロ以上は走っているので、こんなところを歩くくらい苦にはならないと思っていたのに、登山靴でアスファルトの上を歩くのはちょっと勝手が違った。
きっちり30分で展望台の駐車場に到着。
ここへ来るのに道央自動車道を走ってきたけれど、千歳を過ぎた先からは海からの霧が入ってきてずーっと曇り空だった。
それが登別から内陸に入るに従ってその雲も取れて、現在は青空が広がり遠くには羊蹄山の姿も見えている。
ただ、海側に目をやると、私達が通ってきたきた場所は相変わらず雲海の下に隠れたままである。
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