トップページ > その他 > ホームページの化石


Star Light Camping



今年の夏はペルセウス座流星群が
月明かりにも邪魔されずに十分に楽しめそうです
秋になると週末に満月の日が重なり
月見キャンプの機会も増えます
火星は2年ぶりに地球に大接近
明るい惑星同士が並んで輝く光景も楽しめ
見所の多い一年になりそうです
そんな夜空を満喫できるように
天気に恵まれる年であったら良いですね
 

2005年星空キャンピングのおすすめ日

 

 

5月4(火) GWの夜は木星を眺めて

 今年のGWは途中で1日休みを取れば6連休、その6連休を前に持ってくるか後ろに持ってくるか、面倒なことを言わずに2日休みを取って9連休なんて羨ましい人もいるかもしれませんね。
 8日が新月なのでスターウォッチングには後半の方が向いていそうです。
 北斗七星の弓なりに反り返った柄のカーブをそのまま延長して、うしかい座の一等星アルクトゥールスを通って南の空の一等星スピカに至る曲線を「春の大曲線」と言います。
 終点スピカの近くで一際明るい光を放っているのが木星、まだ夜は寒いですが春の夜空を楽しみましょう。
 

5月21日(土) 月は昇るし日は沈む

 夕方、南東の空に満月3日前の月が浮かぶ頃、西の空には太陽が沈み、そして夕焼けの空には宵の明星金星が明るい光を放ちはじめます。
 このようなダイナミックな光景の移り変わりを一目で楽しむためには、周りに遮るもののない広々としたキャンプ場に泊まりたいところです。
 金星はこの後次第に明るさを増し12月に最大光度となるので、夕方の空ではいつも宵の明星が輝いていることでしょう。


6月26日(土) 水・金・土星が勢揃い
 新緑がその濃さを増し、野山では初夏の香りも感じられ、快適なキャンプを楽しめる時期です。
 夕焼けの赤みが空から消える頃、西の空にはマイナス3.9等級の金星と0.1等級の水星が、まるで二重星のように寄り添って輝いています。
 そしてその近くには、0.9等級の土星まで見ることができて、西の空はとても賑やかです。
 
7月3日(土) 初夏のキャンプは早寝早起き
 4日後が新月で、夜の冷え込みも和らいでくるこの時期、スターウォッチングを楽しむには良い季節です。
 しかし、夏至を過ぎたばかりで空が本当に暗くなるのは夜の8時を過ぎた頃、そして翌朝は3時を過ぎると早くも東の空が明るくなってきます。
 朝早い日の出前の時間は、ひんやりとした空気が心地良く周りの風景も一際美しく感じられ、私がキャンプの中で一番好きな時間帯です。
 この素晴らしい一時をゆったりと過ごすためには、寝不足にならないように前日は10頃には眠りたいところです。
 そうなると、のんびりと星空を楽しむ余裕はありません。
 星空キャンプは、ちょっと寒くなりますが、空気も澄んでくる秋の方が良いのかもしれませんね。
 
7月31日(土) 一足早く流星キャンプ

 北海道の小中学校も夏休みに入り、キャンプ場も混雑してくる頃です。
 それでもまだ7月中ならば、それほどひどい混み方にはなりません。
 8月になればペルセウス座流星群の流星ショーが楽しめますが、その時期のキャンプ場はどこも激混みです。
 この時期でもみずがめ座流星群にやぎ座流星群、そしてペルセウス座流星群の先駆的な出現も始まり、結構な数の流星を楽しめます。
 この日は月明かりも無いし、混雑したキャンプ場が嫌いな方は一足先に流星キャンプを楽しんでしまいましょう。

   

8月12日(金) 真夏の夜の流星ショー

 まだ一度も流れ星を見たことがないとお嘆きの貴方、この日にキャンプをすれば素敵な流れ星との出逢いが約束されます。
 一年でもっとも活発な活動をするペルセウス座流星群、去年は月の明かりに邪魔されてしまいましたが、今年は夜の10時には月も沈んで絶好の観測条件になります。
 明るい流星が流れた後に煙のようなものが残ることもありますが、これを「流星痕」と言います。運が良ければこの流星痕にお目にかかれるかもしれません。
 私は2001年のしし座流星群の時に、この流星痕を初めて見ましたが、本当に感動しました。
 

8月20日(土) 過ぎゆく夏は月見で一杯

 海水浴や流れ星キャンプ、楽しかった夏休みもこれで最後という日かもしれませんね。
 ちょうど空には満月の月が浮かんでいます。
 子供たちは最後の夏の一日を楽しみ、お父さんは月曜日から始まる仕事のことを頭の中から追い払うように、月を見ながらビールをグイッと飲み干すと言ったところでしょうか。

 

9月3日(土) 秋の始まりは星を見上げて

 本州ではまだまだ残暑が続いている頃でしょうが、北海道は9月に入ると急に秋の風が吹き始めます。
 キャンプ場にも静けさが戻り、これからが本当にゆっくりとキャンプを楽しめる季節です。
 翌日が新月、夕方の西の空には宵の明星金星と木星が並びます。一際明るい輝きを放つ二つの星が並ぶ光景はかなり目を引きそうです。
 静かなキャンプ場でゆっくりと星空を楽しみましょう。

 

9月18日(日) 中秋の名月、お月見キャンプ

 9月の3連休、キャンプ好きの人間ならば夏の間からこの連休にねらいを定めてキャンプの計画をたてていることと思います。
 おまけに、この3連休はその真ん中の日がちょうど中秋の名月なのです。
 星空キャンプを楽しむためにはできるだけ照明の暗いキャンプ場に泊まる必要がありますが、月明かりのキャンプを楽しむにはもっと暗いキャンプ場に泊まらなければなりません。
 そうしたら月の光だけでこんなに明るくなるのだと改めて感動することでしょう。
 満月の夜は、暗いキャンプ場を探して泊まってみてください。
 

10月15日(土) 十三夜のお月見

 十五夜は旧暦8月の中秋の名月、一方で旧暦9月の十三夜と言うのものあるそうです。
 そしてこの日が十三夜、十五夜にお月見をしたら十三夜もお月見をしなければ「片月見」といって忌まれているそうです。
 こんな風習があることを初めて知りましたが、先月にお月見キャンプを楽しんだのならばこの風習にならって今月もお月見キャンプに出かけたいですね。
 ちなみに両方を同じ場所で見る必要もあるみたいですが、こんな風習はあっさりと無視してしまいましょう。(^_^;
 本当の満月は2日後になりますが、この日でも十分に真ん丸な月に見えます。
 

10月30日(土) シーズン最後のキャンプは火星を眺めて

 北海道のキャンプ場は、この週末でクローズという場所も多そうですが、最近はもっと早くクローズするキャンプ場も増えてきて困ったものです。
 2年前に6万年ぶりの地球大接近と言うことで話題になった火星ですが、今年もその時ほどでは無いにしてもかなり地球に接近することになり、そしてこの日にもっとも地球に近づきます。
 明るい星の少ない秋の夜空では、その姿はかなり目立つでしょう。
 たき火の煙が目にしみそうですが、シーズン最後のキャンプは火星の姿を眺めつつゆったりと過ごしましょう。

 

最新版へ戻る


北海道のキャンプ場紹介   ページTOPへ