ここは完全にライダー専用のキャンプ場と言って良いかも知れない。それもほとんどが長期滞在者、ここでの宿泊者には郵便物も届くという話しだから、かなりのものである。
実際はどんな雰囲気なのだろうと興味半分でここを訪れたのだが、普通のファミリーキャンパーならば思わず後ずさってしまいそうな独特の雰囲気が漂っている。
例えとしては適切でないかも知れないが、公園にたむろしているホームレスの集団みたいだと言えば、大体の雰囲気を分かってもらえるだろう。
それぞれのキャンパーの生活臭が感じられるのである。
ここのキャンプ場を見ていると、キャンパーとホームレスって一体何処に違いがあるんだろうと考えさせられてしまう。(^_^;。
普通のキャンパーがあえて利用する場所でもないとは思うが、場内は結構良い雰囲気である。
横を流れる小川の水もとても綺麗だ。
この小川は道路を挟んだ向かい側にある鳥沼から流れ出しているのだが、これがまた素晴らしい沼なのである。周辺は完全な田園地帯であり、その中にこんな場所が残されているなんて、ちょっと感動的だ。
静かな森の中にたたずむ豊富な湧き水で作られた小さな沼、何と無料のボートが置かれていて、誰でも自由に乗ることができる。
こちらの方が本来の公園になっているみたいだが、テントを張るにはこちらの方がずーっと魅力的である。しかし、残念ながらこの場所へのテントの設営は禁止されているのだろう。
残念なことに2004年から閉鎖されてしまいました。
今の様な利用のされ方が問題になったようですが、せめて有料にしてでも存続させてもらいたいキャンプ場でした。 |