北海道キャンプ場見聞録
フカフカの芝生でテント泊
HOA前庭(6月20日~21日)
カヌークラブ6月例会の宿泊は、日高町千栄にあるHOA北海道アウトドアアドベンチャーズのご厚意で、施設の前庭を使わせてもらえることになった。
シーソラプチ川を下り終え、まずは沙流川温泉ひだか高原荘で温泉に入るために60キロの道のりを車を走らせる。
全員がほぼ同時に到着したのだけれど、ひだか高原荘ではコロナ対策として温泉に一度に入れる人数を8名に制限していた。
ちょうど6人分の空きがあったので私は直ぐに入らせてもらったけれど、順番を待っている人がいると思うとゆっくりと温泉にも浸かっていられない。
8人同時に入っても浴場内にはかなりの余裕があり、ここまで厳しくする必要もないのにと思ってしまう。
汗を流してスッキリしてHOAへと向かう。
HOAは廃校になった木造校舎を利用してラフティングツアーなどを行っている。
ここが学校の正面玄関だったのだろう
以前の校庭の一部が芝生の広場になっているのだが、この芝生の状態が素晴らしかった。
これだけ綺麗に維持されている芝生はあまり見たことがない。
そんな芝生の上にテントを張らせてもらえるのだから最高である。
フカフカで、テントの中にマットを敷かなくても快適に眠れそうである。
とても管理の行き届いた芝生である
大きな屋根のかかったバーベキューコーナーも素晴らしい。
下手なキャンプ場よりもずーっと快適である。
立派なバーベキューコーナー
今年の我が家のキャンプは、オホーツクの流氷キャンプで幕を開けたけれど、その後はコロナ騒動のためにキャンプにも行けず、これが今シーズンの初キャンプみたいなものである。
快適なテントサイトだ
第2陣、第3陣で温泉に入っていたメンバーも到着して、このバーベキューコーナーで宴会が始まる。
気持ち良く酔っ払って、写真を撮るのも忘れてしまう。
コロナによる自粛の影響はHOAにも及んでいた。
久しぶりのクラブのメンバーとのキャンプだったけれど、HOAにとってもこの夜は久しぶりの賑わいだったようだ。
ここのボスがミャンマーの激流を下った時の動画を見せてもらったりしながら夜は更けていった。
久しぶりの賑わい
朝早くに目が覚めたので、周辺を散歩してみる。
学校があったくらいだから、昔はこの辺りにも結構な数の人が住んでいたのだろう。
今は家もまばらで、そこに住んでいるのもHOAのスタッフの方が多そうである。
日高山脈から朝日が昇ってくる
朝日が登ってきて、芝生の上に立木やテントの影が長く伸びる。
朝食を済ませ、テントも完全に乾かして気持ち良く撤収完了。
この日は沙流川を下る予定になっていたが、川の水が少ないため、再び1時間かけてシーソラプチ川へ向かうこととなったのである。