北海道キャンプ場見聞録
台風の狭間で東神楽キャンプ
東神楽森林公園キャンプ場(8月19日〜20日)
週末のカヌークラブ例会で泊まる予定のひがしかぐら森林公園。 そう思ったものの、かみさんは何故か嫌だと言う。 近所の店で昼食を済ませてから札幌を出発。 この店で高校の時の同級生と十数年ぶりに会ったのには驚いた。 その後は真っ直ぐにキャンプ場入り。 2日前には台風7号が北海道に上陸したばかり。 そんな状況にも関わらず、キャンパーの数は意外と多かった。 受付の時に2泊分の料金を払おうとしたら、「明日は天気が荒れそうで、払い戻しもできないので、とりあえず1泊にしておいた方が良い」と言われて、素直に従う。 今回は例会のキャンプがメインなので、皆が使いやすいように駐車場のすぐ隣にビッグタープを張る。 前回は、入場料の他に大型テントやタープを張る時だけ別料金はかかっていた。 入場料も200円から300円に値上げされていて、今回はタープも含めて、1泊するのに1800円もかかってしまった。 ビッグタープを張った後はそれぞれのテントを設営。 ビッグタープの下は、広すぎて何となく落ち着かない。 同じ毎日サンデー組のN島先輩とY須賀先輩も来るだろうと思っていたら、その二人は何故か上富良野の日の出公園キャンプ場に泊まっているみたいだ。 キャンプ場の隣の「森の湯 花神楽」で温泉に入り、夕食を作るのも面倒なので、そこで食事も済ませてしまう。 |
静けさに包まれる夜の場内 |
ランタンの明かりの下でワインを飲んでいると、ゴロゴロと音を立てながらキャリーケースを引っ張る3人連れの親子が場内に入ってきた。 ファミリーが多いけれど、子供達の喚声も聞こえてこず、場内は静かだった。 すると今度はトンボが飛んできて、同じくテーブルの上でひっくり返ってバタバタしていた。 クワガタとかが灯りに誘われて飛んでくるのは夏のキャンプでは良くあるけれど、セミやトンボは意外な訪問者だった。 |
お客さんその1 | お客さんその2 |
満月を過ぎたばかりの月が雲間に姿を現したが、直ぐにまた厚い雲に隠れてしまった。 夜中の12時過ぎ頃からテントを叩く雨音が聞こえ始めた。 明け方になると雨も止んできた。 タープの中の物は濡れてはいなかったけれど、地面はグショグショで、結構な量の雨が夜中に降っていたことを思わせる。 場内を散歩すると、隣を流れている小さな川も増水していた。 |
園内を流れる川は増水中 | ヒツジも飼われている |
昨夜のキャリーケースファミリーは、場内の東屋の中にテントを張っていた。 撤収の手際も良く、再びキャリーケース一つをゴロゴロと引っ張りながら車へと戻っていった。 私達も撤収開始。 大型のタープだけれど、設営や撤収にかかる手間はペグを打つ本数がちょっと多いだけで他のタープと大して違わない。 N島さんとY須賀さんがタープの撤収の手伝いに来てくれたが、その時には既に片付け終わっていた。 帰りに忠別川の様子を見てみたけれど、足がすくむような流れになっていた。 この翌日11号が、更に2日後に9号が北海道に上陸。 |
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