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疲れ果てて到着屈斜路湖キャンプ

和琴半島湖畔キャンプ場(10月5日〜6日)

キャンプ場に帰還別海パイロットマラソンに参加した4人、それぞれがめでたく完走賞のサケをゲットしてふれあいキャンプ場へと戻ってきた。
この後は、明日の釧路川源流部川下りに備えて屈斜路の和琴半島湖畔キャンプ場へ移動することになっている。

kenjiさん達は弟子屈の昇龍軒でラーメンを食べ、屈斜路湖のコタン共同浴場で風呂に入ってからキャンプ場入り。
しげさんは、お気に入りの西春別温泉ペンションクローバーハウスで風呂に入ってから、昇龍軒へ向かうとのこと。
車中泊の他の人たちと違って、私たちはテントを張らなければならないので、何処かで風呂に入ってからコンビに弁当を買って一足早くキャンプ場に向かうことに。
と言うことで、3組バラバラでふれあいキャンプ場を後にした。

クローバーハウスキャンプ場を出たのは午後4時頃。
既に日は西に傾いてきていた。
しげさんお勧めの西春別温泉ペンションクローバーハウスは屈斜路湖へ向かう道沿いにあったので、私たちもそこに入ることにした。
真っ黒なモール温泉のかけ流しで、なかなか良い湯だった。

温泉を出る頃には既に西の空が赤く染まってきていた。
牧草畑の中にポツンと生えた1本の木が、夕日に照らされて赤く染まっている。
この付近で車を走らせていると、思わずカメラを向けたくなるような撮影ポイントが沢山目に付く。
でも、早くキャンプ場に着かなければ真っ暗になってしまうので、車を止める時間も惜しんで先を急ぐ。
今時期のキャンプの旅は何時も時間との戦いなのである。

 
夕焼け
もっと眺めの良い場所からこの夕日を撮影したかった

かみさんが「今日は疲れているし、バンガローに泊まるのも良いんじゃない」と言いはじめた。
確かに、既に暗くなってきているので、その方が楽かもしれない。
コンビニ弁当を買ってキャンプ場入り。
10月に入っての平日にもかかわらず、場内には4、5組のキャンパーの姿があった。
真っ直ぐに管理棟に向かったが、そこは電気が消えて真っ暗。
素直にバンガローは諦めて、テント泊にするしかなさそうだ。

やっと焚き火でくつろげた場内も暗いので、何時もならば避けるような照明灯が煌々と照らす場所にテントを設営する。
15分もかからずに設営完了。
後で知ったのだけれど、バンガローの料金は4500円だったそうである。
雨が降っているわけでもなく、それを知っていればバンガローに泊まろうなんて絶対に考えなかったはずである。

間もなくしてkenjiさん夫婦も到着。
しげさんは、娘さんが熱を出したので明日病院へ連れて行かなければならず、そのまま札幌まで帰るとの連絡が入る。
フルマラソンを走った後に、暗い道をこれから400キロ走るのも大変である。
私も、温泉に入るまでは特に筋肉痛なども感じていなかったのに、急に左膝が痛くなってきてまともに歩けなくなってしまった。
kenjiの姫さんでさえ足が痛いと言っているのだから、これもしょうがないところだろう。

ビールも沢山買い込んできたけれど、350ml缶を2本飲むのが精一杯だった。
ここでの焚き火を楽しむために、別海のキャンプ場でも薪を節約していたのに、8時半には疲れて寝ることになって、結局は少し余してしまった。

キャンプ場の朝昨日ほど気温は下がらず、冬用のシュラフでは少し暑く感じて朝を迎えた。
フルマラソンを走った3人は疲れでぐっすりと眠れたけれど、kenjiさんはそうでもなかったようだ。
kenjiさんも疲れたと言っていたけれど、撮影班としてミニバイクで80キロ走った疲れとフルマラソンの疲れは、やっぱり違うのである。
早く寝すぎたおかげで夜中に目が覚め、その後眠れなくなって苦労したらしい。

昨夜の余った薪で焚き火を楽しむ。
湖畔のキャンプは焚き火無しでは始まらないのだ。
目の前に広がるべた凪の屈斜路湖の湖面。
昨日とは打って変わって、空には雲が広がっているのが残念だが、ここはやっぱり落ち着けるキャンプ場である。

我が家のサイト何時もならば、べた凪の湖面を見るとカヌーで漕ぎ出したくてウズウズするのだけれど、さすがに今朝はそんな気にはならない。
カヌーも車に積んだままなのである。

湖畔の散歩に出かける。
一晩寝ると膝の痛みもかなり和らいで、普通に歩けるまでに回復していた。

湖畔の木々はまだ色づき始めたばかりで、紅葉最盛期にはまだ1週間から10日くらいかかりそうだ。
半島付け根にある露天風呂はちょうど良い湯加減で、思わず入りたくなってしまう。

私たちの隣のキャンパー4人組はシーカヤックを持ってきていて、3人が湖に漕ぎ出していった。
残った1艇は車に積み込み、そのまま車で何処かへ出かけてしまった。(この人達とはこの後の釧路川で会うこととなる)

私達もテントを撤収して、釧路川の源流部川下りへと出発する。
わずかな時間しか滞在できなかったが、そのうちにここで時間を気にせずにのんびりとしたキャンプをしたいものである。


色付き始めた湖畔の木々   和琴半島の露天風呂
色付き始めた湖畔を散策   せめて足湯だけでも入ってみたい

和琴半島湖畔キャンプ場
美しいキャンプ場の風景だ

釧路川の川下りを終えた後、阿寒経由で十勝の実家へと向かった。
阿寒湖付近はちょうど紅葉の盛りを迎えていて、車で走っているだけで美しい風景にため息が出てしまう。
先を急いでいたけれど、阿寒川に架かる滝見橋とオンネトーに立ち寄って紅葉の写真を写す。
山の紅葉が里まで下りて来るのには、もう少し時間がかかりそうである。


阿寒川の紅葉
滝見橋の下見た阿寒川の紅葉

オンネトーの紅葉
曇り空でもオンネトーの色は美しかった


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