北海道キャンプ場見聞録
特等席は寝るだけの場所
曙公園(6月7日〜8日)
今年2回目のカヌークラブ練習会。 真狩のブーランジェリー ジンでパンを購入してから洞爺湖へ向かうのは、過去2回と全く同じ行動だ。 それにしても今回は、全く気合いが入っていなかった。 洞爺湖に近付くに従って霧雨も降ってきて、テンションはますます下がってくる。 次に自分達のテントを張る。 「緑のニーモのテントがここには似合うだろう」と思いながらテントを設営していると、こんな時に限って、かみさんが直ぐ隣に自分のテントを張り始めるのである。 メンバーが徐々に集まってきて、ドライスーツに着替え始める人も出てきた。 しかし、私達が到着した時よりも更に風は強まり、湖畔には大きな波が打ち寄せ始めていた。 前回の支笏湖での練習会に初参加したI川さん。 今回のカヌー練習会にカヌーを持たずにブラリと現れたK原さん。 風はますます強くなり、タープの風上側ポールを低くしてみたが、風を遮る効果は全くなし。 |
スラックラインで遊ぶK原さん | タープの風上側を低くしてみたが・・・ |
皆で協力しながらタープを移動して、工夫しながら車の間にタープを張る。 そうして出来上がったスペースは、風も当たらずなかなか快適なスペースだった。 前日に納車になったばかりのハイエースにカナディアン2艇を積み込んでkenjiさん夫婦が到着。 途中で帰った人もいて、この日キャンプをしたのは結局8名だけ。 やがて温泉街から花火の音が聞こえてきた。 耳栓のおかげで、直ぐ隣の湖岸に打つ寄せる波の音も気にならず、ぐっすり眠れて目が覚めた。 夜中に雨が降ったようで、テントに水滴が付いていた。 |
有珠山は既に雨の中だった |
雨はポツポツと降り始めてきたが、東の空の雲は薄く、そこだけが朝日の光を透して明るくなっている。 べた凪の湖ならまだしも、東の空の一部を除いてどんよりとした鉛色の雲が上空を覆い、湖面にも波が立ち、おまけにポツポツと雨も落ちてきている。 N島さんの姿が見えなくなる頃、雨足が次第に強くなってきた。 |
こんな天気でも朝の湖上散歩に出かけるN島さん |
他の人達も起きてきて、タープの下で雨を避けながら朝食を食べる。 片付けを始める頃には雨も上がって、気持ち良く撤収作業を終えることができた。 |
地面の掃除をして鼻が白くなったコロちゃん | 雨も上がって無事に撤収完了 |
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