北海道キャンプ場見聞録
文化的キャンプをするつもりが
美笛キャンプ場(6月2日〜3日)
天気の良さそうな週末、どこへ出かけようか頭を悩ます。 土曜日は朝からどんよりとした曇り空が広がっていた。ここ数日は同じような天気が続いていて、日中には青空が広がるのでそんな曇り空も大して気ならない。 それでも、我が家が今回テントを張ろうと考えていた場所だけはポッカリと空いていた。 べた凪とまではいかないけれど、波もなく穏やかな湖面が目の前に広がる。 ソロ練習もすぐに飽き、二人で美笛川の河口までいってみる。 |
巨大な流木の上でポーズ | 流木がゴロゴロと転がる美笛川河口 |
焚き火用の流木は拾い放題 | まだ葉を茂らせている流木も |
久しぶりに美笛の滝を見に行くというオプションもあったけれど、出かけている間にサイト近くに車を停めておくスペースが無くなりそうなので、今日はそのままどこにも出かけずにキャンプ場に留まることにする。 今回のキャンプでは忘れ物も多かった。 ツーバーナーも持ってこなかった。 ガスストーブがあれば大丈夫と思っていたのに、ガスカートリッジのことまでは考えていなかった。 それにしても、キャンプにカヌーに山登り。 昼を過ぎても雲が晴れそうな気配はなし。 |
このカツラだけは簡単に近付くことができる |
美笛川の川原を歩いていると、陽の光が辺りを照らし始める。 ところが、我が家のサイトだけはすぐ後ろに樹木が生えていて、その太陽の光は届いてこない。 気温は13度。日陰に入ると肌寒さを感じる気温である。 |
青空の下で焚き火を始める | 明日登る風不死岳を眺めながら |
美笛から眺める恵庭岳は本当に美しい |
午後3時前から広がった青空も、夕方になって周囲から湧きだしてきた雲に、再びその姿を消されてしまう。 酔いが回ってくるうちに、かみさんが「寝ころんだ方が心地良いわよ」と言って、焚き火の隣にゴロリと横になる。 |
地べたに座って焚き火を楽しむ | 寝転んでしまったかみさん |
野鳥のさえずりとカラスのやかましい鳴き声で目が覚める。 朝のコーヒーを飲んだ後、カヌー散歩に出かける。 朝食はハンバーガー。 上空を覆っている雲は何となく薄くなってきたような気がするけれど、相変わらず山の姿は全く見えない。 その後、風不死岳の山頂に立って、私たちは信じられない光景を目にすることとなるのである。 |
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