北海道キャンプ場見聞録
森の中での雪中キャンプ
白金いこいの森(3月5日〜6日)
冬のキャンプと言えば、私の好みではオホーツクでの流氷キャンプが一番である。しかし、かみさんは「流氷はもうそろそろ良いんじゃない」などと言う。 ところが土曜日の天気予報では2日間とも雪の予報が出ていた。おまけに朝起きたときから喉は痛いし、何となく体の節々も痛んで、私が熱を出すときの前兆現象に似ている。さすがにちょっと弱気になってしまったが、次第に札幌上空に青空が広がり、体調も回復してきたので、予定どおりに出発することにした。 |
除雪終点 | 荷物満載のソリ |
美瑛駅前の「ラーメンのひまわり」でラーメンを食べて、1時半頃には現地に到着した。 |
この森の中にベストサイトが | 森の中の開けた場所 |
その付近の森は木の密度が濃すぎて、テントを張るにはあまり良い場所とは言えない。でも、それ以上前に進む気力は無くなってしまっていたので、進行方向を90度変更して、真っ直ぐに森の中に突っ込むことにした。 |
メッシュの窓の雪の花 | 夕食風景 |
深夜3時頃、何となく体の表面が冷たく感じて目が覚めた。温度計を見るとマイナス5度である。我が家のシュラフは快適睡眠温度域がマイナス4度まで、使用可能温度域がマイナス15度までとなっているので、まあこんなものだろう。 朝のコーヒーを飲んで、森の中のスノーシュー散歩に出かける。 |
雪の朝 | シカの住む森 |
朝食はキムチ鍋の残りで作った雑炊である。 空は再び雲に覆われてきた。 私が夢に描いていた森の中での雪中キャンプは、まるでおとぎの国で一晩過ごしたような気持ちになれる最高のキャンプであった。 |
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