惨劇の瀬〜歴舟川合流


★ 惨劇の瀬 ★

玉石の瀬が途中から岩盤の瀬へと姿を変える。
水が多いときはかなりパワーのある流れとなって、カナディアンでここを下るとあっと言う間に水舟になってしまう。
水が少ない時の状態を見れば、白波の中に嫌らしい岩が隠れていることが良く分かる。
川底もギザギザに尖った岩なので、沈してロールで起き上がる時は注意しなければならない。
カヌークラブの例会では流血の惨事も起きている。
カナディアンで沈して流される時も、無理に起き上がろうとせずに下流の瀞場まで素直に流された方が良さそうだ。

1.ベテランペアも瀬の餌食に、奥さんの姿は何処に・・・


2.カナディアンはここで水舟になってしまう

3.水が少ない時の様子、隠れている岩の様子が良く分かる



★ 蟻地獄ホール ★

ちょっとした落ち込みになっていて、カナディアンならばすんなりと通り抜けられるが、カヤックではここのホールに捕まって出られなくなることがある。
あらかじめレスキュー体制を整えてから下るようにした方が良いだろう。
大きなカナディアンであっても、横向きになってここに入ると、そのままはまってしまうこともあるので注意は必要だ。

4.ホールに捕まってしまった奥さんのカヤック、旦那はどうする!

5.蟻地獄ホールの全景、下るルートによって捕まりやすい場所があるみたいだ

6.カナディアンでも出られなくなることがある


★ 意地悪な倒木 ★

快調に下っていたら突然現れる瀬の中の倒木、2007年は写真よりももっと川の真ん中を塞いでいて、我が家もその餌食となってしまった。
我が家がヌビナイ川で唯一沈したのがここである。

7.2008年はこの倒木も健在だったけれど、そのうちに流されて無くなるだろう

★ 2008年の倒木 ★

2008年に新たに登場した倒木、瀬を下った先に待ち構えているけれど、瀞場の中なので焦らなくても大丈夫。
増水して流れの速い時ならばかなり危険かもしれない。
でも、この倒木も直ぐに流れ去って無くなりそうだ。

8.瀬の右奥に倒木が見えている

9.カナディアンでは通過できない水面とのすき間



10.快適な瀬



★ あかりたんの左カーブ ★

ヌビナイ川では、流れが岸にぶつかって向きを変えているところが多く、カナディアンでそこを下るときはバウマンの働きが重要となってくる。
まだ小学生のあかりたん、このクロスドローは見事としか言いようが無い。

11.あかりたんのクロスドローからドローへの連続写真、お見事!


12.その先で待ち構えている護岸ブロック、余裕で避けられるので問題はない



13.目の前は歴舟中の川との合流部、そしてその直ぐ先で歴舟川本流と合流する



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